TOUTEN BOOKSTORE NEWSLETTER #114
#114 INDEX
HELLO
新入荷
TOUTEN ベスト (2026.8.17-2026.8.30)
イベント情報
AFTER TALK
😇HELLO
こんにちは!
先週土曜は読書会・TOUTEN BOOK CLUB 『自分を大切にできない時に読む本』にわたしも参加させていただきました。大原扁理さんのファシリ、参加者みなさんの雰囲気もとてもよく、それぞれの「自分を大切にできない時」をシェアした良い時間となりました。わたし自身もちょうど先週あたり「自分を大切にできない時」だったのもあり、ついつい自分のことを話しすぎてしまった……!そんな時に読む本として、ミランダ・ジュライ(本当先週は、プライベートな読書時間は『はいつくばって』を読むことで癒されていました)や、『路傍のフジイ』(この一話の田中さんを何度も見た。あの黒いモヤモヤわかる〜!あと最終回終わってしまって喪失感!しかしこれからも何度も、読む!!!!)『違国日記』(おなじみすぎて。あの、東京でヤマシタトモコ20周年展やるんですって!とても行きたい!)などを挙げました。
そしてなんだか感化され、いちにちの白湯、朝起きての散歩≒運動、半身浴をスタートしました。この3つなら続けられそう。本の中のアファメーションもやってみようかな……。
そして、今週土日はとっても楽しみな会があります!台風28号、こないでね!!!!!
その名も「人は皆、それぞれの売人」。数年ぶりに日曜日に店を開けます!なんと焼菓子モモさんが、バインミー屋で出店してくれます!そしてこちらも久々Verseauのハーバルドリンクも!めちゃくちゃ楽しみ!
主催は沖縄・リーフノットコーヒーのとんこつたろうさん。いちばん最初はとんこつさんが森、道、市場の出店の時に当店に来てくれて、そこからも名古屋に来る時に立ち寄ってくれては本や映画、ドラマのことなど色々とおしゃべりしたり、本とコーヒーでしっとり過ごしてくれたり。森道ではプリンを作って売っていたらしく、そしてそれはとっても美味しいらしく!名古屋でイベントしようか!となり、とんこつさんの東海エリアのお友達を誘ってのイベントとなりました。さまざまな売人たちが集う、楽しいイベントになりそうです。
とんこつさんのプリンは土日両日食べられる予定です。5日の土曜の夜には前夜祭で牧野容也さんのアコースティックライブがあります!楽しみ〜!!!!!さいきんずっと聴いてる🎧
予約はこちらから!
6日日曜は「人は皆、それぞれの売人」です!
主催のリーフノットコーヒー・とんこつさんはプリンの売人として、わたしは本の売人として、焼菓子モモさんは食の売人として、Verseauみさちゃんはお茶の売人として、他にも
コーヒーの売人として、旅する珈琲屋で松田聖子さんが営むSweet Memories Coffeeさん
布の売人として、インドと日本で製作された洋服とテキスタイルを扱うTWOCHAPATIさん
花の売人として、不定期のお花屋さん75(nago)さん
油の売人として、とても美味しいラー油・サンラーを作っている諸国調味料探訪さん
といった方々が出店いただけます🫶ちなみに前夜祭の牧野さんは音の売人、だそうです。皆それぞれの売人。巷の資本主義を狂わせていきたい。
普段日曜が定休日なので、どのくらいお越しいただけるかが未知数でとってもドキドキしております。みなさんよかったらお越しくださいませ〜!
最後に、とんこつさんの映画レビューが個人的にとても好きなので興味ある方はぜひ!
📚新入荷
ああ資本主義の悪の華はいつまで咲き誇るのか。(今井新/リイド社)
戦前日本、とあるアナキストが記した一冊の詩集。発禁、収監、拷問の果てに、言葉は燃やされ灰になった。敗戦を経て、彼は転向し、資本主義者となった――。戦前・戦後の継ぎ目に消えた、声なき者たちの詩が聞こえる。暗闇会館の地下には、今もすべてが沈んだままだ。
ぱんとカマキリ 新装版(みーこ、マルーチャ/リクロ舎)
「みーこさん、私時々考えます。人生は残酷じゃない。世界が残酷ですと。」外国人の人権擁護の仕事をしていたみーこさんが、イラン人のマルーチャさんとの交流を綴った一冊。2023年に自費出版で出版された名著が、完全復刻、感謝!戦争と人権。今まさに困っている人を目の前に、想像力を働かすことができるかということを問う、広く読まれてほしい1冊。
シモーヌ 2026年夏号(シモーヌ編集部)
分断と孤立を超えるためのフェミニストコレクティブマガジン。今号も重要な号!特集は「フェミニズムの右傾化に抗するために」&「買春処罰の現在地」。フェミニズムの視点から右傾化する社会の出来事を見つめ、問うていきます。何が問題で、何を見落としていて、誰を排除しているのか。今だからこそ、国家と性の関係を改めて考える必要があると感じます。
はいつくばって(ミランダ・ジュライ、岸本 佐知子=訳 / 新潮社)
9年ぶりの最新長篇!アーティストとして成功し、夫と子とともに暮らす45歳の“わたし ”。新たな自分に出会うための単独ドライブ旅行をきっかけに、人生が思わぬ方向に転がりだす。家庭・性・トラウマといった周りに話しづらい問題にぐいぐいと言葉をもたらす。ミランダ・ジュライの文章はやはりすごい。自分でもわからなかったような、でもここに行きたかったと思うような、そんなどこかに連れて行ってくれる。
\📚今週の1冊📚/
本チャンネルで「推しの新刊5冊」!ご紹介しました〜!ご笑覧ください……!
この中で紹介した『子どもの心と体を守るために 親子で学ぶ包括的性教育』の刊行記念トークイベント配信は本日まで購入可能です!(視聴期限は購入から60日です!)
イベントでは本の中にある子供への包括的性教育の実践を我々大人に向けて行ってもらったのですが、易しく伝える工夫というのが、より実感できると思います。もりしーさん、すごい。
私ももし小さな子どもに包括的性教育を伝える機会があればもりしーさんを降臨させてクイズなどやりたい。
本の中ではなぜ包括的性教育が大事なのか、どういった伝え方が大切か、といったところがより丁寧に語られています。動画の中でも言いましたが、「もっと早く知っていれば」という内容ばかり。今できることはより多くの人に知ってもらうこと!!!
📚TOUTEN BEST (2026.8.17-2026.8.30)
バラバラな世界で共に生きる(朱喜哲/NHK出版)
わかり合えない他者を、敵にしないために。分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。
スタンディングのすすめ(平和を愛する18人)
高市政権発足により再び拡大しつつある社会運動のひとつ“デモ(スタンディング)”を主軸にしています。参加した18名がそれぞれの経験に基づき考えていることや葛藤などを率直に綴り、あるいはデモなどに関連した情報の共有を試みています。
自分を大切にできない時に読む本(服部みれい、大原扁理/筑摩書房)人生には自分を大切にできない時がある。心身ともに疲れちゃった時でも、より元気になりたい時でもできる31 のセルフケア。へろへろだった大原扁理と、「どん底」を知る服部みれいが、初級から上級までのセルフケアの方法を伝授します。
私たちはみんな、失敗を知っている(著者:白石果林、小指、こだま、野口理恵、村井光男、川内有緒、北尾マーモット、花田菜々子、末井昭/百万年書房)
巷に溢れる〈サクセスの秘訣〉は聞き飽きました。あなたの失敗談を聞かせてください。目次 離せなかった/白石果林、失敗は幸福のはじまり/小指、いい人だと思われたくてお金を貸しました/こだま、夏の日/野口理恵、本をつくってきて失敗をしたことがない/村井光男、私のもとに残った成分/川内有緒、丸い窓の家/北尾マーモット、失踪の練習さえも失敗/花田菜々子、終わりよければすべてよし/末井昭
わたしの知らない子どもたち(西川美和/palmbooks)
私は、暗闇でものを見られる大人になれるでしょうか。音楽家の父のもと、ピアノに親しんで育った私は、戦争ですべてを失い、生きるために、自分を偽ることを選んだ――。今秋10月16日公開予定となる新作映画の原案小説にして、映画では語りえなかったいくつもの物語が、情景が、心象が……「生きる」ことにどこまでも真摯なその姿が胸にのこって離れない、戦渦を生きたひとたちが奏でる圧倒的長篇。
👀展示&イベント情報
9月12日 ~ 26日 『天沼』(港の人)写真展
写真家・広瀬 勉は90年代後半の数年、『不思議の国のアリス』『雪のひとひら』「ぞうのババール」シリーズなど絵本や児童文学の翻訳を数多く手がけ、評論、随筆、小説などで広く活躍した作家・矢川澄子、舞踏家でもあった編集者・室野井洋子、元バンド「たま」のメンバーで、全国でライブ活動を続ける知久寿焼と、東京・杉並の天沼(あまぬま)にマンションを借りて共同生活をおくった。ネガフィルムには、語り、歌い、喰らい、酔っ払い、眠り、旅をして、暮らした4人が交錯した時間が残された。矢川澄子、室野井洋子、知久寿焼のそれぞれの人生の明暗を見つめる。
👉👉👉👉👉つぎの展示👉👉👉👉👉
🎫🎫🎫🎫🎫イベント情報🎫🎫🎫🎫
アーカイブ配信中!【26.8.1】『子どもの心と体を守るために 親子で学ぶ包括的性教育』刊行記念 小児科医もりしー先生 × 産婦人科医かなっぺ先生トークイベント「子どもを守る性教育は、何を大切にするのか」
「これまでの性教育とどこが違うの?」「包括的性教育は何歳から?」「プライベートゾーンはどう伝えたらいい?」「もし性被害に遭ってしまったら、大人はどう支えたらいい?」
そんな問いを入り口に、家庭や保育・教育の現場で、大人が子どもたちにどんな言葉を手渡せるのかを一緒に考えます。一人でも多くの人に聞いてほしい人権教育だと思いました!ぜひ。
【26.9.6】「人は皆、それぞれの売人」
9月6日(日)、ふだんは定休日で閉まっている日曜日にオープンします!!!
沖縄・Reef Knot Coffeeのとんこつさんが当店にプリンを売りにやってくる!ということで、イベントを開催します。(とんこつさんの映画レビューは毎回楽しみにしている投稿の一つです👀)当店は本の売人なので、いつも通り本を購入いただけます。2階も含めた店内に、個性豊かな方々が出店いただくかたちです。Reef Knot Coffeeさんがお声がけされた方が多く、個人的にも未知で楽しみな1日です。
当店とのつながりとしては久々にVerseauさんの出店、焼菓子モモさんのまさかのフード出店と、わくわくが止まりません。前夜祭として、9月5日(土)夜は牧野容也さんのライブがあります。予約は下記リンクよりお願いします。https://forms.gle/D5wQqTee8RAW4z6VA
【26.9.12】ポップアップ・パレスチナ〜ナクバと二度のインティファーダ、その後の占領について〜
アラブ系ルーツを持つ講師の方と一緒に、パレスチナの歴史と未来について学ぶポップアップ・パレスチナ。当店2階カフェスペースにて開催されます。予約制です。知りたい、という気持ちがあれば、大丈夫です。どうぞご参加ください!
【26.9.19】『自分を大切にできない時に読む本』(筑摩書房)刊行記念 大原扁理×服部みれい 発売記念トークイベント 「今こそ、自分を大切にできない時のすごしかた」
昨年1月に当店にて開催し、満員御礼だった大人気トークイベント 「自分をたいせつにできないときのすごしかた」がきっかけで、一冊の本になりました!執筆を経て、さらに深まったこのテーマ。自分を大切にする力も残っていないとき、どうすればいいのか。なぜ自分を大切にできないという状態があるのか。著者が本気で取り組んだセルフケア体験談。そして制作裏話や、書き終わってからわかったことなどなど……。今まさに、自分を大切にできていないと感じる方や、過去にそうだった方、あるいはこれからの自分のために。ヒントが見つかるお話満載でお届け!
☕AFTER TALK
ポルべニールブックストア行ってきました!夜行バスで早朝に着いたおかげで、大船にあるくまざわ書店も見れてよかった。久しぶり金野さん。ポルべニールさんは本屋のある場所をなくしたくない、ということで、本屋をやりたい人を募集され、無事、後継者が見つかったとのこと。素晴らしい前例を作ってくださったな〜と思うし、棚のことやこれからのこと、色々おしゃべりしてきました。お買い物も楽しかった。
👇詳しいことはここに👇
後継はサザンカブックスさんです。大船、とても賑やかな街で驚いた!また行きたいなと思っています。
そのあと「大岡信展 言葉を生きる、言葉を生かす」や「生誕130年 吉屋信子展 シスターフッドの源流」など、気になる展示を行われていてずっと気になっていた神奈川近代文学館でかこさとしの展示をしていると知り、行ってきました。
かこさとしの反戦メッセージは通底している。19歳で敗戦を経験、軍国主義から民主主義への転換に大人への失望感を抱いていたけど、生きることの喜びを思い出させてくれたのは子供たちだった。以来、子供のために紙芝居・絵本を作り続けてきた。だるまちゃんシリーズが有名だとは思うけど、かこさとしと言えば福音館の『地球』とか、科学のシリーズも素晴らしいのです。それは科学や歴史といった事実に基づいた知識を持ってほしい、その上で考えることをしてほしい、というかこさとしの思いもあるのだろうと思います。とにかく緻密ですごい。
そして、緑と、鳥の声、虫の声いっぱいに包まれて、素晴らしいロケーション。一日入れるくらいの公園だった。クラシックな建物も多く、今度は時間たっぷりに巡りたい。
その日のうちに帰宅だったので、時間がない中、妙蓮寺へ!生活綴方と石堂書店、ようやく行けました!街の一般書店の前に、独立書店があるという、知ってはいたが行くと改めてとってもユニークな立地。なんてほくほく。石堂書店のレジにかつてイベントでもご一緒したSさんがいらっしゃったのでご挨拶。(安達茉莉子さんの『私の生活改善運動』にも出てくるSさんです!)石堂書店、街のニーズに全力で応えながらも人文書・オルタナコミックも抑えている私のツボをぐ〜〜〜っと押す品揃えで、静かに興奮していました。鼻息止まらなかった。綴方の方では手差ユニッツさんの新刊『坂のあるまち』原画展もしていて、こちらにも密かに興奮〜〜〜。本当、行ってよかったです。
それでは、まだまだ大変な世の中ですが、好きな飲み物を飲んで、ご自愛しつつ、今週もそれぞれの読書時間をお過ごしください。
#NOW READING『生き延びたものたちの哀しみを抱いて』(佐喜真彩/勁草書房)『はいつくばって』(ミランダ・ジュライ、岸本 佐知子=訳 / 新潮社)もう読み終わってしまう〜くう。
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