TOUTEN BOOKSTORE NEWSLETTER #79
#79 INDEX
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HELLO
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TOUTEN ベスト (2025.3.17-2025.3.30)
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新入荷&今週の1冊
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イベント情報
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AFTER TALK
🌷HELLO
【お知らせ】4月4日(金)は19:00までの営業となりますのでお気をつけください。
4月になりましたね〜。
朝ドラ「あんぱん」も始まりました。昨年COTEN RADIOでやなせたかし回を聞いていたので、覚悟して観ねば、の気持ち。冒頭にいきなりアンパンマンが出てきましたが、自分の顔を食べさせるヒーローを生み出しているのだもの、どういう経験をしてきてそこに行き着いたのかというのが主に描かれるのではないかなと思います。脚本がどのようになるのかはわからないので、まだ様子見中。
『戦争ミュージアム』著者・梯久美子さんが書いた『やなせたかしの生涯』(文藝春秋)がよく売れているそうで、私も読みたいなと思っています。店内在庫は数が減ってきたので、重版分から入りますように。
4月13日は店舗を持たない本屋・美鶴堂さんが主催で名古屋松坂屋にて開催される「OMNIBUS」に出店します。5月5日は金城市場の「BOOK BOOK」に出店予定。6月も出店予定があり、毎月どこかへお出かけします。現在トートバックを制作しておりまして、「OMNIBUS」には間に合いそうにないですが、イベントで販売したいと思っています。すごくかわいいのができる予定で、早く公開したいです!
また、数年前ニュースレターで書いた毛七のリサイクルウールを使用した小さな本袋は、価格や製造工程の面で、生産は見送りました。毛七、今のところは予定はないですが、いつか使いたい素材です。あとお洋服も欲しい。通販もされています。
📚TOUTEN BEST (2025.3.17-2025.3.31)
・花束と鉛筆(長田結花 / 光文社)
漫画表現を更新するセリフなし&色彩豊かな連作短編シリーズ「そことかしこ」第二巻。夢と想像の世界へと誘う、時も場所も言葉も超えるショート・ストーリー11篇を収録。時間を超える表現が本当に美しいなと思う作家さんです。サイン本は入荷初日に完売しました。
・本をともす(小谷輝之 / 時事通信出版局)
梅屋敷・葉々社の小谷さんが本を開業するまでと本屋が開業してからの実績まで載せた1冊。小谷さんは元々出版社の編集をされていて、"待つ"ことが嫌じゃなかった。お店も基本的には"待つ"ことが多いから本屋は性に合っていた、というような話にホクホクする。
・半分姉弟 1(藤見よいこ / リイド社)
ミックスルーツの人々の日常と溢れる感情を鮮やかに描いた、わかりあえなさと手を繋ぐ群像劇。差別する側・される側の描き方も、言葉への落とし込み方も、漫画の表現もうますぎる。軽やかな会話が多いので誰にでも薦めたくなるし、たくさん読まれてほしい。
・AHIRU LIFE.(SANAE FUJITA / よはく舎)
AHIRU LIFE.の巡回展『ORDINARY AHIRU LIFE.』、無事終了いたしました。絵本のような、漫画のような、セリフのないアヒルの生活を描いた作品集。アヒルを見ていると、シンプルなことに気付かされます。そしてとにかくかわいい。まだまだ『AHIRU LIFE.』は販売を続けます。
・r4ンb-^、m「^(柿内正午)
会社員で文筆家の柿内正午さんが、始まったばかりの猫との暮らしを記録したエッセイ集。柿内さんの静かなる愛が溢れ出ちゃっている。タイトルは猫さんがPCで打ち込んだ文字列。レジで「r4……」と打つたび「ふふふ」と思う。
📚新入荷&今週の1冊
・2024年の本部町営市場(橋本倫史=編 / トゥーヴァージンズ)
ひとりひとりの語りから、まちとは何かを問い直す。2024年9月、突如として解体の方針が発表された、沖縄本島の本部町(もとぶちょう)にある、本部町営市場。そこに店を構える23軒の店主ひとりひとりの語りから、本部町が、ひいては沖縄が歩んできた近代が浮かび上がる。わたしたちにとって今、まちとはどんな場所なのか。
・随風(書肆imasu)
文学フリマや独立書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊!執筆陣敬称略:宮崎智之、仲俣暁生、友田とん、早乙女ぐりこ、海猫沢めろん、オルタナ旧市街、ササキアイ、鈴木彩可、作田優、岸波龍、竹田信弥、柿内正午、横田祐美子、野口理恵、北尾修一、森見登美彦、円居挽、あをにまる、草香去来、西一六八
・初子さん(赤染晶子 / palmbooks)
『じゃむパンの日』のpalmbooksから。文學界新人賞受賞デビュー作「初子さん」、傑作「うつつ・うつら」に単行本初収録「まっ茶小路旅行店」を加えた著者の原点となる小説集。
・ふたり暮らしの「女性」史(伊藤春奈 / 講談社)
明治・大正・昭和――およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選びとった女性たちがいた。残された数少ない資料と貴重な証言を手がかりに、その知られざる歩みをたどる。
\📚今週の1冊📚/
『牛乳配達DIARY』や『つつがない生活』のINAさんの短編集。『瀬戸の思い出』も収録されています。どれもバラバラの時期に描かれた短編だけれど、時の流れの見つめ方、宇宙と今のこと、過去をまなざす時にある切なさ、でも決してエモーショナルに落とし込まず淡々としている空気感。通じてINAさんの漫画の魅力が光る。『現在地』『KEEP THINKING』『K君』『20光年』が特に好き。(絞りきれていない)初回ポストカード付きです。
👀イベント情報
【🎫アーカイブ配信中!🎟️】
【展示】
本当におちつくところはどこにあるのか?をテーマとした作品「おちつくところ」を制作しているとりもちさんの個展。新作の絵本と原画を展示します。ぜひお越しください!
☕️AFTER TALK
本チャンネル番組内の「#今日発売の気になる新刊」コーナーで4/21発売予定の『線場のひと』を取り上げるにあたって下巻もまとめて読ませていただいたのですが、上下巻通して、凄まじい作品でした。戦後の、歴史では語られることの少ないマイノリティ性を持った人たちの、生の物語。よくぞここまで描き上げてくださいました、の気持ち。明日収録なので、緊張しつつも楽しみです。推薦コメントが吉田恵梨香さんと横槍メンゴさんから出ているのでよかったらどうぞ。
それでは、まだまだ大変な世の中ですが、好きな飲み物を飲んで、ご自愛しつつ、今週もそれぞれの読書時間をお過ごしください。
#NOW READING 『ふたり暮らしの「女性」史』(伊藤春奈 / 講談社)
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